当アートスタジオでは、肖像画や動物画を制作・展示する傍ら、もう一つの使命として日本の文化や美意識を世界に伝える活動にも取り組んでいます。
今回は、東京の大相撲大会で撮影した「相撲土俵入り」の動画をYouTubeにアップしました。
この動画は、日本の生きた伝統を祝い、2025年10月に34年ぶりに開催されるロンドン相撲大会に先立って、国際的な視聴者に日本文化を紹介するためのものです。
土俵入りの芸術的美しさ
絵画と同じく、土俵入りは芸術の一形態です。規律、象徴性、正確な構成により成立しています。
力士の一挙手一投足、太鼓のリズム、化粧まわしの模様までもが、日本独自の形とバランスへの深い感性を表しています。
アーティストの視点から見ると、この儀式は「静と動」の美学を体現しており、私たちの作品に宿る精神性と通じるものがあります。
日本文化を海外に伝える
人の感情や自然を描くアーティストとして、芸術と伝統は表裏一体であると考えています。
肖像画や動物画が個々の美しさを探求する一方で、相撲のような伝統は集団の美を表現します。時間や文化を超えて響く調和です。
この動画を海外に発信することで、言語や形式を超えて、日本の伝統に宿る静かな力強さや優雅さをより多くの人に知ってもらえることを願っています。
ロンドン相撲大会について
2025年10月、グランド相撲がロンドンで開催されます。これは、日本と世界をつなぐ特別な文化イベントです。
伝統的な日本の芸術を世界に届ける取り組みを目にできることを、大変うれしく思います。
視覚芸術やデジタルメディアを通して、文化をつなぎ、日本の精神への理解と共感を広めていければと考えています。
動画を見る
ぜひYouTubeチャンネルで東京の土俵入り動画をご覧ください。この日本の伝統の瞬間を体験し、感想やご意見をお聞かせください。芸術も文化も、それを体験する人の目を通して生き続けます。
